
紫窯変茶漬碗 φ13.5cm×h8.5cm

紫窯変汲出し φ9cm×h5.5cm

以前コメントにも書き込みましたが、この紫窯変の写真撮りは本当に難しいです。
もちろん私の腕が悪いという大前提はありますが・・・。
実物のほうが断然美しいです。もう、手にとって見ていただきたい。
秋(10/11~13)に信楽セラミック・アート・マーケットがありますので、もしご都合がよろしければぜひ見にいらして下さい。
詳細はいずれ掲載いたします。


紫窯変デミタスカップ&ソーサー カップφ7cm×h5.5cm ソーサーφ11.5cm×h1.5cm


「これは金属が入っているのですか?」とよく質問を受けます。
窯変の所で説明いたしましたが、もみ殻を灰にした釉をかけているだけなんですけど・・・。
窯変と紫窯変の違いは、粘土の違いです。
粘土の成分が微妙に異なっているため、発色にも変化があらわれてくるのだと思います。
今日は「大暑」、毎日のうだるような暑さにも納得。
といっても今年の暑さは格別ですね。
皆様、あまりご無理なさいませんように。
さて今日は貫入のお皿の紹介です。
釉薬と土の収縮の違いによって出来る貫入をわざと際立たせている昔からある技法です。
貫入木の葉皿 27cm×7.5cm×h4.0cm

貫入長角皿 25cm×18cm×h2.5cm

作者はヒイロの発色具合に不満気な様子。
陶器の世界はなかなかに奥深いものです。

早めに済んだので、どこかでお昼でも、と考えていると、
横から京都の小冊子がスーッと伸びてきた。
用意周到の娘にはいつも感心してしまう。
パラパラとめくっていると、恵文社の文字が目に入った。
うん?! 近い。ここからなら歩いてでも行ける。
お昼は後回しにして、恵文社へと直行。

向かって左が書店入り口で、右が生活館の入り口です。
店内に入るとなんとも落ち着いた雰囲気。
ギャラリーも併設されていて、一日いても飽きないのでは・・・。

少しだけ店内の様子を撮らさせて頂きました。
書店の方も写したかったのですが、お客さんがかなりいらっしゃいましたので遠慮した次第です。
詳しくは HP をご覧下さい!
といっても、本焼きを2回しなければ完成品とはならないので、
後1回の焼成を待たなければなりません。
見たところ、かなりイイ線いっているのもあり、焼き上がりが楽しみです。
でもほら、燃料費が高騰しているでしょ!
コストかかるから冷や汗もんなんですけど、
作者はそういう所はあまり頓着しないタチでして・・・。
まぁ、私的にもいいものが出てくるんであれば、それでOKですけどね!
今日ご紹介するのは光彩高台皿(15cm×14cm×h8cm)です。


食卓に高さのある器を置くと、華やぐ気がしませんか?
このうつわ、作りはキッチリしていますが、
灰釉のかかった所はなんだか間が抜けてます。
植物的な印象を受ける、ユニークな高台皿。
黙々とやるこの作業は嫌いじゃない。
でもこの季節、手にブツブツが出て痛がゆい。
何のアレルギーかはっきりしない。
木綿の手袋をしてからゴム手袋をはめて水仕事もするのだけれど、
自分の汗でまた悪化する。
こんな状態が秋まで続く。
難儀やなあ~。
さて今日は、青味のかかった白磁たわみ鉢<14.5cm×13cm×h6.5cm>の紹介です。


写真では少しわかりにくいかもしれませんが、
白磁のベースに薄いブルーのベールがフワ~っとかかったような感じです。
きれいですよ!