ぎゃらりぃ 日月

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森利光さん急逝

拙ブログで何度か記事アップさせていただいた<森利光さん> (Tags:#の森利光を押して見て頂ければ幸いです)
今月2日未明、62歳で永眠されました。
心からお悔やみ申し上げます。


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玄関先の森さんの作品です。2008年にお邪魔したとき撮りました。
今ならもう少しマシな写真が撮れそうな気もいたしますが・・・


元日に友とお酒を酌み交わしていた森さん。
友が酔いつぶれた後、お風呂に入って心筋梗塞になり、そのままあの世へ逝かれたのだとか。
大酒のみの森さんらしい亡くなり方だと思います。
目が覚めてその姿を発見された○○さんには気の毒ですが、一人の時じゃなくって本当に良かった。
まあ言うなれば大往生ってやつですね。


森さんは私たち夫婦にとって掛けがえのない特別な人でした。
作者にとってはお師匠さん的存在でもあり、友でもあり、また良きライバルでもあったと思います。
亡くなる3か月前に泊まりがけで森さん宅へお邪魔した作者は、あの時にタップリ楽しんだから悔いはないと申しておりました。
ただ、もう森さんの作品を見ることができないのが無念だと。
これから先どんなものを創ってくださるのか愉しみにしていたのは私も同様でした。
私にとって、腹を割って話せる数少ない友の一人だった森さんを亡くしたのは大きな痛手です。
ただ最後の最後まで諦めない森さんの生きざまは、しかと見届けました。
その姿を今後の糧にします。

森さん、37年間お付き合いしていただいて本当に有難うございました。
どうぞ心安らかにお眠り下さい。                                                       合掌


正祥窯うつわ展」・・・展示室のうつわ掲載中
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by utuwa-seisyo | 2014-01-06 16:40 | 縁(えにし) | Comments(0)

梶村さんちのお米

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陶芸家の梶村修身さん、長年の夢だったお米づくりをついに今年実現されました。
昨年から蕎麦づくりもされています。
今や半畑半陶ではなく、八農二陶といったところでしょうか。


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機械ではなく、手で稲刈りされたお米です。草取りも天日干しも重労働。
血と汗と涙と腰痛の結晶です。
一粒もとりこぼすことなく、頂かなくっちゃ!


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落花生もいただきました。
きれいに洗って、只今ゆがいております。
三時のおやつのお楽しみ~^^



正祥窯うつわ展」・・・展示室のうつわ掲載中
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by utuwa-seisyo | 2013-11-05 14:38 | 縁(えにし) | Comments(2)

竜   < 森 利光 作 >

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                       森利光さんから気迫のこもった竜を二体預かりました。
                    上 ↑ の竜は 薄っすらと釉が掛かっており、下 ↓ は焼き締めです。
                  作者の器とはケタが二桁ちがいますからねー、写真撮りも恐る恐るです。

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水を治め天翔る聖獣の竜。
あのブータンのワンチュク国王が去年来日したときに、
「龍は一人ひとりの心に住み、経験を食べて大きく育つ」と子供たちに説明して評判になったそうな・・・
なんといっても今年は辰年、東の守護神「青龍」が見守ってくれることと思います。
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by utuwa-seisyo | 2012-01-26 11:34 | 縁(えにし) | Comments(0)

滋風工房   ≪vol.4・・・風花≫

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                             (仕事場です。画像左側窯場へつづきます)


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                     夢羽                   ちょび                   姫



あまり似ていませんが、夢羽(ムウ)と姫は親子です。
エリザベスカラーをつけた姫はしょげかえっていました。
ちょびもつい最近土に還ってしまい、猫を愛してやまない風花(ふうか)さんも辛そうです。

風花さんの作品
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by utuwa-seisyo | 2010-06-11 07:25 | 縁(えにし) | Comments(0)

滋風工房   ≪vol.3・・・Sigeru≫

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                       (書斎コーナーでの滋さん・・・肉眼では窓の向うに琵琶湖が見えます)


子供の頃から土遊びが大好きだったという滋さんですが、大学卒業後は2年間「美学校」へ通います。
東京にある知る人ぞ知るという美学校、私はその名をはじめて聞きました。
1年目は油絵、2年目は細密画を専攻し、その後地元大阪へ戻り建築関係の仕事に2~3年従事されます。
ある人の紹介で丹波へ移り住み1年ほど陶器の仕事に携わり、紆余曲折を経て1989年信楽に工房を作られました。

滋さんの作品
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by utuwa-seisyo | 2010-06-09 06:20 | 縁(えにし) | Comments(0)

あるところにはあるのですね。

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以前ご紹介しました森利光さんを2年ぶりに訪ねました。↑ は先日まで京都で個展をされていたDMです。

森さんの作陶テーマは宇宙創成、森羅万象。
上の香炉は、ひとことで言えばビッグバンか超新星爆発か?(あ~、なんてミもフタもない言い方)

このDMではその神々しさは伝わらないかもしれませんが、本物はおいそれとは触れない代物でした。

細かな造作は、指を押し当てたりなぞったり、ひねったり引きちぎったりと、ほぼ土遊び。
多少くどくもある造作にためらいはなく、突起のひとつひとつが森さんにとって意味あるものなのです。

釉合いも褐色から黄土、緑と微妙な色の変化が見られ、質感にはヌメリがあります。
それは備前、丹波、越前に通じながらも森さん独自の焼き上がりとなっていました。


・・・で突然下種な話になり恐縮ですが、ちなみにこの香炉150万~200万円いたします。
け、け、けたが・・・ウチとは2桁も違う~。
もちろんウン百万円もするような作品ばかりを展示されていたわけではないと思いますが。

6日間個展をされていて、よほどお気に召されたのか毎日個展会場に来られ帰りにはかならず一点お買い求めになるお客様とか、
通りすがりに買ってくださる方とか。。。

確かに森さんがつくるものはそんじょそこいらにはありませぬが、
こんな話を聞くと、世の中どこが不景気なのだ~!と思ってしまいますね。
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by utuwa-seisyo | 2010-06-03 07:02 | 縁(えにし) | Comments(0)

れいさい工房 vol.3    <廣川 みのりさん>

廣川みのりさんは、信楽の女性陶芸家として先頭で活躍しておられる一人です。
あいにく自宅展の準備で忙しく、お会いすることが出来ませんでしたが、また何かの機会があればと考えています。


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窓際にはきれいな色づかいの器たちが並んでいます。
和ごころのある新作のご飯茶碗は炊き込みご飯が似合いそう。
フラットなお湯のみとリズミカルなカップ、どちらもカワイイですね。


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遊びごころ満載のポットやカップ。
色のグラデーションが綺麗な少し大きめの鉢(写真は小さく見えますが・・・)は、薄作りで軽いです。
ユニークな蓋ものと箸置き。


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                     こんなインテリアが似合う家に住めたらいいのですが・・・。


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これは一個で二度おいしいという代物。
実はこれ骨つぼなんです。
純さんのお話によると、にぎやか好きなみのりさんは、味も素っ気もない普通の骨つぼでは飽き足らず、
このような楽しげな骨つぼを制作されたとのこと。
また死んでから使うだけではもったいないというので、生前は砂糖つぼにでも使えば!
ということで蓋は二種類を用意。
これに賛同されたご夫婦が二組すでに購入されたとか。

エネルギッシュで柔軟なみのりさん、
今後の作品も楽しみです。

廣川みのり*オブジェな器
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by utuwa-seisyo | 2008-08-13 08:25 | 御近所陶芸家探訪 | Comments(4)

れいさい工房 vol.2     <廣川 純さん>

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          土鍋の陳列台奥に簡易な作業スペースがありました。
          お客さんがおられない時、純さんはここで土鍋作りに励みます。

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d0138203_8552293.jpg純さんが土鍋作りを始めたのは、

勤務先の会社からキャセロール作りを頼まれたことがきっかけでした。

夫婦で仕事をしているので、家事も分担。

料理らしい料理ができなかったのでどうしてもシチューやカレーを作ることが多かった純さ

んは、キャセロールではなく直火で調理の出来る土鍋があれば、と考えました。
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なべ土ではすぐに割れてしまうので、試行錯誤を重ねながら完成させたのが、ペタライトを

混ぜた強化耐熱土鍋です。

左の上の写真は初期の頃のもの。揚げ物以外OKというすぐれものです。

下の白い土鍋は、最近の強化耐熱軽量土鍋。土の中に気泡が出来ることによって、軽く

                          なるということです。

5年前にショップを開いた純さんは、作り手が店をすることは作り手の考えが直に買い手に伝わり、またその買い手の考えもすぐ

作り手にはねかえってくるのでいいことだ、とおっしゃいます。

個展や百貨店の展覧会では、生活者というより作家に対する緊張感があるが、お店だと同じレベルで話すことが出来コミュニケー

ションがとれ、両者にとってとても有意義だとも・・・。

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純さんはベースギターもたしなまれ、明日の自宅展ならびに24(日)には信楽町立図書館で

友人のギタリストである大賀さんとライブを開催します。

お時間が許すようであれば、図書館を覗いてみてください。


れいさい工房のサイト
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by utuwa-seisyo | 2008-08-12 09:40 | 御近所陶芸家探訪 | Comments(2)

村井信幸さんの巻   <夢来陶房>   その2

前回のつづきです。

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信楽生まれの村井さんは高校卒業後、信楽の陶工房に勤める傍ら作陶を開始します。

平成8(1996)年に独立されるのですが、

その間、数々の美術展入選や賞を受賞されています。

d0138203_1503973.jpgd0138203_1512100.jpg昨年(H.19)2月、村井さんは努力の甲斐あって信楽の伝統工芸士

に認定されました。

また、自工房のパンフレットを作るなど前向きな姿勢で仕事に取り組んでおられ

ます。

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d0138203_15163240.jpg村井さんに日々どんな思いで制作されているのかお尋ねしたところ、

「自分がひとつひとつ手造りしたものを

誰かが使ってくれている様子を思い浮かべながら

作陶しています。」とのお答えでした。

             夢来陶房 〒529-1811  滋賀県甲賀市信楽町江田
                    Tel  (0748)82-3635
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by utuwa-seisyo | 2008-06-06 15:30 | 御近所陶芸家探訪 | Comments(0)

村井信幸さんの巻   <夢来陶房>   その1

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d0138203_850360.jpg夢来陶房は、我が家から車で2分程のところにあります。

広い工房内を見回すと、たくさんの作品が焼成されるのを待ち望んでいるかのように整然

と並んでいました。

村井さんはとても寡黙な方で、仕事も一つのことに集中して黙々とされるタイプです。

傍らではいつも奥様の礼子さんが甲斐甲斐しく立ち働いておられ、タタラの作品は主に彼女の仕事となります。

<電動タタラ成形機(セラローラ)での制作の様子>d0138203_811696.jpgd0138203_811301.jpgd0138203_8115495.jpgd0138203_8121864.jpg
この機械は、粘土の厚みを3mm~50mmまで自由に調節することができ、さらに均質なタタラ成形を可能にします。

毎日、礼子さんはこの機械に助けられながら仕事に励んでおられる次第です。
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                                                             つづく   
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by utuwa-seisyo | 2008-06-06 09:05 | 御近所陶芸家探訪 | Comments(0)