ぎゃらりぃ 日月

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窯の状況報告です。。。その3

このところドキドキしどおしの日々でしたが、
またいつもとは違ったドキドキ感で窯出しをはじめました。

1段目 「お~」
2段目 「お~~」
3段目 「お~~~」

と続き、

7段目 「お~~~~~~~!」

すべての段に還元がかかっておりました。
それもムラも無く。
しいて言えば、一番底の7段目。
(ものはありませんが、この方がわかりやすいと思いましたので・・・)

d0138203_19363095.jpg

画像の右上ですが、棚板がそこだけ白くなっているのが見てとれるでしょうか?
そこの部分だけが還元がかからなかった場所です。

焼き上がりも以前より良く、このぶんだと不安定だった紫窯変やその他の釉もきれいに出るかもしれません。
これで夏から続いた窯の不調に終止符を打つことができそうです。
なんか地獄から這い上がってきた気分。(大げさかな?)

作者の顔にも久しぶりに満面の笑みが浮かんでいます。
あ~、よかった。ホッとしました。
でもゆっくりはしていられません。今までの遅れを取り戻さねば・・・
明日から人間も窯もフル回転です。

ということで、やっとまともな窯焚きができます。
作品をお待ちの皆様方には大変ご迷惑をお掛けしました。
心よりお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした。
数日後にはお届けできると思いますので、今しばらくお待ち下さい。

またブログを見て心配してくださった皆様、お騒がせしました。
どうやら神のご加護があったらしく、今後も正祥窯を続けていけそうです。
ありがとうございました。
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by utuwa-seisyo | 2009-11-17 19:58 | ひとつの作品が出来るまで | Comments(8)

窯の状況報告です。。。その2

昨晩、日曜日にもかかわらず森田さんに来ていただき、
泣く泣くおNewの蓋に穴を4ヶ所開けてもらいました。

d0138203_15515848.jpg
白い突起が穴の開いているところです。

あまり御存知ないと思いますが、
その昔電気窯の蓋は板状のもの(軽い耐火レンガ?)を3~4枚上乗せしているだけでした。
ですから、どんなにピッタリ閉めても多少の隙間はできるんです。
・・・でその頃の電気窯では、還元がかからないということは皆無だったと森田さんは仰います。
ということは理屈で言えば、蓋に穴を開けることは理にかなっているということになる訳です。

と、ここでまた問題がでてきたのが4ヶ所全部の穴を開けて焼成するのかそれとも2ヶ所にするかということ。
2ヶ所であればどこに・・・
森田さんは還元口に近い方の2ヶ所を、作者は奥の2ヶ所をそれぞれ主張していました。
私はせっかく4ヶ所あるんだから全部開けたらいいやんと能天気なことを思ってましたが・・・

今朝還元の火を入れるまで迷っていた作者は、
結局森田さんの仰る方を選び、奥の穴は閉じることにしました。
石綿を丸めて入れてもよかったのですが、あとの事を考えて焼成されたころ土を乗せただけです。
(軽いものでないといけないらしいです。なんか笑えますが・・・)

d0138203_16102578.jpg
画像は還元に入って1時間ぐらいの炎ですから、まあまあといったところでしょうか。

でも作者はソワソワと落ち着きがなく、蓋を取ったり置いたり・・・
当然かな~と思いつつそんなことをしていたら後で困るんじゃないの~と思い、
「チョロチョロせんと、後は運を天に任せてデ~ンとしてたらええやん」
一瞬作者の目は点になりましたが、
「そうやなあ」と言いながら少し落ち着きを取り戻した様子で仕事に取り掛かりました。

窯出しは明日の夕方です。
結果は神のみぞ知る!ですね。
                                                         
                                                        「正祥窯うつわ展」・・・07未公開の器掲載中!
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by utuwa-seisyo | 2009-11-16 16:24 | ひとつの作品が出来るまで | Comments(6)

窯の状況報告です。

吹き出し口4ヶ所を開けて焼成してみましたが、結果は無残なものでした。
前回還元のかかっていた一段目もほぼ全滅です。
たぶんひきが悪かったのでしょうね。

ということで昨日は還元口に近い方の2ヶ所の穴を今まで通り密閉し、
以前から開けているところと奥の1ヶ所を開けて焼成してみました。

今回は吹き出し口から以前のような炎が出ていたので、少し期待がもてます。
先程、恐る恐る窯出しをしました。

                                
一段目
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画像の色が悪いため分かりにくいですが、ほぼ大丈夫です。
ただ還元口(画像左手前)に近いところが中性気味になっています。


二段目
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完全に中性の焼きが増えてきました。
酸化になっていればこの黒っぽい色が茶色になります。

下の段にいけばいくほどこの状態は広がっており、
やはり窯の蓋に穴を開けるしかなさそうです。

d0138203_1645562.jpg
問題は、この蓋のどこに穴を開けるのかということ。
森田さんに来ていただいて、相談しなければなりません。

うまくいけば、あと一回の試し焚きで済むかも・・・
いえいえ是非ともそうであって欲しいと祈るばかりです。
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by utuwa-seisyo | 2009-11-15 16:57 | ひとつの作品が出来るまで | Comments(0)

還元が。。。

電気窯の蓋を新調してはじめての窯出し。
ワクワク、ドキドキ、ドキドキ、○○○○

一段目、お~~~今までよりいいんじゃないのー!
二段目、??? え~~~、還元かかってないや~ん!

確かに一抹の不安はありましたが、まさか還元がかからなくなるとは夢にも思いませんでした。
すでに納期が過ぎた器、さしせまっている器もつくり直す???
焼直しがきいたとしても、いつまともな窯焚きが出来るか見当もつきません。
ちなみにあの銀化が ↓ のようになってしまいました。

d0138203_2051244.jpg

本来黒・銀でなければならないのですが、3分の2茶色になっています。
全面茶色や底だけ茶色もありました。
普段の窯焚きでも還元がうまくかからない四隅などはこういう焼きになります。
ですがそれは数枚程度。
今回の窯焚きでは、最上段を除いてほぼ全滅です。

どうします、どうしましょう~。

以前の窯の蓋はあちこち隙間だらけでした。
ということは、おNewの蓋のどこかに隙間を作るしかないということでしょうか。
いえいえ、それは最終手段。

うちの電気窯は森田さんがつくりつけてくれた窯。
その本人に聞くのがベストなのでとにかく電話してみました。

元々この窯には炎の吹き出し口(色見穴)が4ヶ所あります。
でも作者は1ヶ所だけを使用して、あとの3ヶ所は密閉したまま焚いていました。
そこで4ヶ所全部を開けてみてはどうかと教えてもらい、早速その方法で焼成してみました。

でも、還元をかけたのにその穴から炎は微かにしか出てきません。
以前は10cmほど出ていたのに・・・

たぶんあと数回試し焚きをしなくてはならないでしょう。
今、ダメなときのことを考えて色々と対策を考えています。

作品をお待ちの皆様には本当に申し訳ないのですが、
こういう事態なものですから、いつ納品ならびに発送出来るのか全くわかりません。
随時状況をご報告いたしますので、どうかお許し下さいませ。


                                                         「正祥窯うつわ展」・・・07未公開の器掲載中!
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by utuwa-seisyo | 2009-11-13 20:37 | ひとつの作品が出来るまで | Comments(4)

電気窯の蓋、解体!のつづきです。。。

窯場の20kWの窯の蓋を取り外し、
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15kW同様に解体します。
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ここで取り外したトチンを15kWの電気窯の蓋に利用します。
このトチン、1枚が150円から450円に値上がりしたそうです。(・・・絶句)
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蓋を表に返して、止め具を取り付けます。
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                        この止め具、こんなんで抜けへんのー?と思いきや、
                  一度はめ込んだら道具を使わない限り二度と抜けない構造になっています。
                ですからこの状態でしっかり止まっており、金具が抜ける心配はないとのことです。

運搬は石綿のところを持つわけにはいかないので、外枠に爪を立てて運びます。
作者の腕が震えていました。
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取り外した時と逆の順序で蓋を取り付けて、無事完了。
仕事をこなし終えた森田さんは、ご満悦!ご苦労様でした。

20kWの窯の蓋は明日(11/7)届きます。
微妙な焼成加減のいる器たちが、この日を待っていました。
明日から安心して窯焚きが出来ます。
でも還元のガスの回り具合が変わると思いますので、多少不安も・・・
そして何よりも私がコワイのは。。。請求書なのでありました^^;
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by utuwa-seisyo | 2009-11-06 20:41 | ひとつの作品が出来るまで | Comments(2)

電気窯の蓋、解体!

待ちわびていた電気窯の蓋がやっと届きました。
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うちには電気窯が2つありまして、外(仕事場の軒下)にある15kWの窯は酸化・素焼き・モミガラなどの焼成に使っています。
中にある窯は20kWで還元専用です。
まずは15kWの窯の蓋を取り外します。
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窯の蓋を開閉するためのワイヤーをはずし、止めねじも抜いていきます。
モミガラを焼成するので真っ黒になったボロボロの蓋を持ち上げ、外に運び出して解体作業がはじまります。

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この円盤のようなものは、トチンに穴を開けたものです。
トチンというのは磁器を焼成する時に使うもので、器の底を保護します。
磁器は棚板に直接置くとくっつきやすいので、このトチンにアルミナ粉を塗ってその上に器をのせて焼成するんですね。
ですからいたって硬くて丈夫な代物な訳です。
このトチン、先月あたりから大幅に値上がりしたそうで、きれいにしてまた利用するんだそうですよ。
                                                                   <つづく>

「正祥窯うつわ展」・・・新作掲載中!
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by utuwa-seisyo | 2009-11-06 11:31 | ひとつの作品が出来るまで | Comments(0)

窯の調子がおかしい・・・

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これはテストピースではありません。
同じ土、同じ釉薬、同じ窯の同じ棚で焼成した製品です。
一体全体どうなってしまったのでしょうか・・・?!
こんなことはじめてです。
趣味でしている分には、おもしろくてこれでもいいのです。
ですがこれをお店に納品する訳にはいきません。

紫窯変や砂金釉も粘土が変わってしまった(?)のか不安定な出来で作り直しをしている矢先のこと。
作者の落ち込みようは傍で見ていて気の毒になるぐらいです。

・・・で、作者は自分自身に言い聞かせるように
「プロならなんとかしろ~!」と雄叫びを上げていました。  ハァ~・・・

差し迫った注文もこのままではアウトです。
まずはかなり酷使して老朽化した窯を手直しする必要がありそうです。
あとは考えられることを片っ端からやって、今月中になんとかしなければ・・・
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by utuwa-seisyo | 2009-08-17 16:11 | ひとつの作品が出来るまで | Comments(8)

堀さんの窯焚き(穴窯)を覗いてきました!

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窯焚き最終日の夕闇迫る頃、堀さんの窯場に伺いました。

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薪をいれると煙突から炎が燃えさかり、窯の中の温度はいったん下がります。

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窯の中の作品がどれぐらい焼けているのかを見るために、一個引き出します。

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みるみるうちに器の色が変化していきます。

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まだ焼きがあまいので朝まで焼成です。

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おきを完全燃焼させるため、かき混ぜます。

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名残惜しみながら、帰りがけに一枚。これは、窯場の後方から撮った写真です。

13日の金曜日に窯詰めを終え、火を入れた窯は18日水曜日のお昼前まで焚き続けられました。
窯出しの予定は22日の日曜日です。
また次回その様子を掲載しますのでお楽しみに!
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by utuwa-seisyo | 2008-06-19 09:10 | 縁(えにし) | Comments(2)

ひとつの作品が出来上がるまでの工程 <4日目・・・釉吹きつけ、窯詰め>

<釉吹きつけ>
素焼きした素地に撥水剤を筆で塗り、
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霧吹で灰釉を吹きつける
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表に返して灰釉が中にかからないようにフタをする
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撥水剤の上に付いた灰を落としてから、もみ殻を入れる
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<窯詰め>
隙間に小物を入れる                        高さ調整のため浅めの皿を入れる
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この後、還元炭化焼成(約18時間)
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by utuwa-seisyo | 2008-04-02 08:51 | ひとつの作品が出来るまで | Comments(0)

只今、焼成中

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電気窯にガスを送入し、還元焼成しています。
上の写真は焼き上がる直前の炎です。
下の写真は電気窯の電源をOFFにして、冷ましながらガスだけを送入している状態です。
炎の色の変化にお気づきでしょうか?

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by utuwa-seisyo | 2008-02-03 10:31 | ひとつの作品が出来るまで | Comments(0)