ぎゃらりぃ 日月

<   2008年 06月 ( 14 )   > この月の画像一覧

久しぶりに作者(富田正)のうつわ紹介です!  <青白磁小鉢>

ここのところご無沙汰していましたが、作者がサボっていたわけではありません。
私があちらこちらに目移りしていただけです。
なんといっても、まわりにはプロ・アマを問わず、
クリエイティブな方たちが大勢いらっしゃいますので・・・。
本当はブログを分けたほうがわかりやすいのかもしれませんが、
今後もこのまま作者のうつわと平行して紹介していきますね。


今日はこれからの季節にピッタリの青白磁の小鉢(口径10cm、高さ5.5cm)です。
d0138203_932215.jpgd0138203_934191.jpg
形がまったりしていて失透の青白磁なので、青白磁でもソフトな印象を受けるうつわになっています。
[PR]
by utuwa-seisyo | 2008-06-29 09:19 | 正祥もの | Comments(2)

森定 道広さん   <コントラバス奏者>  vol.2

前回6/25(水)の続きです。

d0138203_821564.jpg
前回のトップ写真と今回のこの写真とのギャップ。ここに森定音楽の真骨頂がありそうです。


d0138203_8261986.jpg5歳の男の子のお父ちゃんである森定さんは、1950年生まれ。
高校生の時に、キャバレーでドラムを叩いていた彼は、
20歳になるとコントラバスを弾き始め、音楽活動を開始。
小杉武久を追って、一時はアメリカに渡ることも考えた30代の頃、
職業音楽に嫌気がさし、6年程活動を休止。
再び活動を始めた時、楽器を演奏することが楽しくて楽しくて、
演奏日前日などは嬉しくて眠れなかったとのこと。
そんな日々が2~3年続くのですが、
どこかで自分は本当は音楽に向いていないのではないか?と悩み始めます。
普通の音楽家がコツコツとしなければいけないことを自分は一切していないと・・・。
でも、我流でやってきて欠けている部分、それをいい方にものにする、
そこが面白いんじゃないかと、実にポジティブに考えを改めるんですね。

演奏中、雑音は一切気にならないという森定さんは、
子供の泣き声だろうが、車のクラクションだろうが、それさえも引き受けて自分の音楽にしてしまうパワフルな演奏家!
海外演奏に行かれるときでも、ご自身の楽器は持参せず、その場で調達します。
ただ、国によってはコントラバスの用意ができていない、ということも・・・。
そんな時でも慌てず騒がず、そこらにある楽器でライブをしてしまいます。

d0138203_8562678.jpgお客さんがいないと弾けないからライブをすると仰る森定さんは、
家でも練習はしません。
コントラバスはケースに入ったまま、へやの片隅に置かれていました。
「かびが生えるよー。」というと、
「そんなん日本に住んでて気にしてられへん。」と実に大らかな(?)返答。


そんな森定さんに理想とする音楽をおたずねすると、
「格調のある音楽。」
 (???)
ただ者ではない彼の言葉は続きます。
「おー、ええやん!みたいな見事なもんを出しておいて、でも最終的に間が抜けてるような・・・。
 りっぱなもんを出さんと誰も聴けへんやろ?でも、底抜けてるやん!みたいな。」
「その反対は?間が抜けてるようで実は見事なんていうのは・・・」
「そりゃ、そっちの方が難しい。そやけど、それってイヤミやん。」
「う~ん、確かに…」

もっともっとお話をお伺いしたかったのですが、時間の都合上ここまでです。

8月16日に信楽町神山の山田牧場で「メロンオールスターズ」のライブがあります。
お近くの方、生の音と舞踏を楽しんでみませんか?!

17時開演、料金は前売・当日共2000円です。

詳しくは森定道広さんのサイト「水の上」をご覧下さい。
[PR]
by utuwa-seisyo | 2008-06-27 09:28 | 縁(えにし) | Comments(0)

森定 道広さん   <コントラバス奏者>  vol.1

d0138203_902542.jpg
今回は、私にとって全く未知である現代音楽の世界へ突入です。

音楽の世界ですので、やはりまず音から聴いて下さいね。

「My Speace.com-愛宕メロン」

いかがだったでしょうか?

まぁ、人それぞれ感じ方は異なると思いますが・・・。


d0138203_910882.jpg森定道広さんはコントラバス奏者ですが、ギターも演奏され

その時は「愛宕メロン」という名前に変身。

音楽を始めてから現在まで50曲あまり作曲されている森定さん。

どのようにして曲を創っておられるのかお伺いすると、

主に運転をしている時、頭の中で創作しておられるとのこと。

頭の中で、譜面を映像として記憶し、その後コンピューターに打ち込んでいくらしいのです。

d0138203_921513.jpgメンバーを想定して曲をつくる森定さんは、

実際に楽器をならしながら曲をつくることはしません。

それは、たとえばベースを使って曲をつくると、

どうしてもそのベースの音楽になってしまうからです。


森定さんにどういう思いで曲をつくっているのかお聞きしました。

「僕は他人が聴いておもしろいかどうかを考えて曲を創っている。」

        (「おもしろい???」)

「何それ?! こんなところでそんなメロディー入れたらおかしいやん、みたいな・・・。」

う~ん、森定さんの音楽をイマイチ理解できない私には、

そのおもしろさは一生わからないままかも・・・・


詳しいことは下記のサイトをご覧ください。

「メロンオールスターズ」・・・活動情報

「関谷友加里トリオ」  ・・・経歴紹介

「じゃず屋」        ・・・即興演奏の様子


次回は、「ヨウジヤマモト」の服に身を包まれたちょっとカッコ良すぎる森定さんではなく、

ふだん(着)の森定さんをクローズ・アップします。
[PR]
by utuwa-seisyo | 2008-06-25 09:41 | 縁(えにし) | Comments(2)

堀さんの窯出し(穴窯)、終わってましたー!

窯出しの様子を撮りたかったのですが、出遅れてしまいました。(残念)


d0138203_914486.jpg
左のお湯飲みは、窯焚きのときに引き出したものです。

d0138203_931237.jpg
左上は、窯詰めのときに撮ったもの。
棚板から落ちそうな灰だまりに合わせて、その下に置いてみたそうです。
グリーンだった灰だまりが、うすいピンクになって焼きあがりました。


d0138203_97967.jpg


焚き窯ならではのダイナミックな作品の数々。
d0138203_983463.jpg


d0138203_985163.jpg


d0138203_9122286.jpg


d0138203_912467.jpg



作品から流れ落ちた灰釉が棚板に付いて、これそのものが作品のようにきれいです。
d0138203_9152841.jpg

[PR]
by utuwa-seisyo | 2008-06-23 09:19 | 縁(えにし) | Comments(2)

堀さんの窯焚き(穴窯)を覗いてきました!

d0138203_8484162.jpg
窯焚き最終日の夕闇迫る頃、堀さんの窯場に伺いました。

d0138203_8525952.jpg
薪をいれると煙突から炎が燃えさかり、窯の中の温度はいったん下がります。

d0138203_8553649.jpg
窯の中の作品がどれぐらい焼けているのかを見るために、一個引き出します。

d0138203_8571844.jpg
みるみるうちに器の色が変化していきます。

d0138203_8584298.jpg
まだ焼きがあまいので朝まで焼成です。

d0138203_903145.jpg
おきを完全燃焼させるため、かき混ぜます。

d0138203_921459.jpg
名残惜しみながら、帰りがけに一枚。これは、窯場の後方から撮った写真です。

13日の金曜日に窯詰めを終え、火を入れた窯は18日水曜日のお昼前まで焚き続けられました。
窯出しの予定は22日の日曜日です。
また次回その様子を掲載しますのでお楽しみに!
[PR]
by utuwa-seisyo | 2008-06-19 09:10 | 縁(えにし) | Comments(2)

カピウソ工房 <市居みか…絵本作家、版画家  宮本一…庭師、版画家>      vol.3

前回6/15(日)のつづきです。

d0138203_8534457.jpg宮本一さんに庭師になるまでのいきさつをお伺いしました。

大学卒業後には小学校の教員となるべく勉学に励んでいた一さんでしたが、

あいにく試験に落ち、24歳の時にインドへ旅立たれます。

インドから帰るとしっかりインド病にかかっており、就職する気にはなれず、

フリーターをしておりました。

そんな折、友人に誘われてアルバイトに出向いたのが植木屋さんだったのです。

d0138203_8594954.jpg現在は独立され、マルイチ造園を営んでおります。

造園の仕事が忙しいときは庭師として、

お休みのときは版画家としての暮らしぶり。

庭の手入れでお困りのときは、見積もり無料のマルイチ造園へご一報

を!

また毎年版画カレンダーも制作されておりますので、そちらのご注文も宜

しければどうぞ。

TEL090-3611-1348 FAX0748-83-0973


d0138203_9112425.jpg<カピウソ工房>名前の由来

奥様であるみかさんがカピバラ似で、ご主人の一さんがカワウソに似ていること

からカピウソと名づけられたとの事。

確かに言われてみれば似てるかも…。


カピウソ工房のお二人は音楽もたしなまれ、一さんはベースにウクレレ、

みかさんはウクレレにピアニカ(「メロンオールスターズ」に所属)と実に多才であります。

そんなお二人からのメッセージです。

「憲法9条を守ろう」                      「戦争を放棄しよう」
d0138203_9244377.jpgd0138203_925376.jpg

「今やっていること。絵を描くこと、音楽をしたりすることは平和やからこそだと思う。

戦争になったら、一番に出来なくなってしまうようなことやと思う。

殺されたくないし、人を殺したくもない、というのはいつも思ってます。

自分の活動を通して(絵を出品するとか)、出来ることはやっていきたい。」


確かにそうですね。

たぶん誰もが平和を望んでいることでしょう。

ただ、そのための活動をする人はそんなに多くないと思います。

自分に出来ることは何だろう…?
[PR]
by utuwa-seisyo | 2008-06-17 09:42 | 縁(えにし) | Comments(0)

カピウソ工房 <市居みか…絵本作家、版画家  宮本一…庭師、版画家>   vol.2

前回6/13(金)の続きです。

d0138203_8144149.jpg市居みかさんは子供の頃から絵を描くことが大好きで、豆絵本を創ったり、挿絵がついて

いない児童文学に自分で絵を描き加えたりしていたそうです。

また本を読んで絵を描くことも好きで、もうそのまま一直線に今と繋がっている訳

です。

d0138203_8212246.jpg絵本作りについてお伺いしました。

自分で文も絵もかくときに重要なことはキャラクターづくり。

主人公が人間であれば、その人物像をしっかり組み立てることが大事になってき

ます。性格や考え方、どんな暮らしぶりをしているかなど頭の中で想像をめぐら

し、その人物の存在感を浮き彫りにしていくのです。

ラフスケッチに入るまで、一ヶ月はかかるとのこと。

また絵本はぺーじをめくるという行為が重要で、「ダミー」を作ってめくりながら考えるそうです。

d0138203_8322694.jpgd0138203_8325454.jpgd0138203_8331156.jpg
文が縦書きであれば「右開き」になるので、絵の流れは右から左へ。

横書きであれば「左開き」になるので、流れは左から右へと、前の絵からの連絡に意味がある、とのことです。

「他人の文に絵を描くのも楽しいし、自分で考えるのも楽しい。」と笑顔のみかさんでした。
                                                                   つづく

詳しいことは市居みかさんのサイト「カピカピで!
[PR]
by utuwa-seisyo | 2008-06-15 08:47 | 縁(えにし) | Comments(0)

カピウソ工房 <市居みか…絵本作家、版画家  宮本一…庭師、版画家>   vol.1

今回は、初めての夜の訪問です。

真っ暗な中、川沿いの細い道を恐る恐る運転していきました。


玄関を開けてまず目に飛び込んでくるのが、ホールの壁や棚の上に飾られたお二人の版画作品です。

(みかさんの作品)
d0138203_8563142.jpg


(一さんの作品)
d0138203_8572218.jpg


みかさんの作品には愛と調和が感じられ、一さんの作品には少年の心を見て取ることが出来ます。

版画の技法についてお伺いしたものの、

私にとって版画はほぼ未知の世界(小学校の図画・工作の時以来)ですので、説明をされてもちんぷんかんぷん。

そんな私をみかねたお二人は、百聞は一見にしかずと実物を出してきて下さいました。

下の作品は両作品とも版木は一枚で、一さんの作品は裏から色付けされたものです。
d0138203_962220.jpgd0138203_964084.jpg

色々とお話を伺うなかで印象的なのが一版多色刷りでした。

それは彫っては刷り、彫っては刷りを繰り返し、刷り増しは出来ない技法です。

刷り増しできるのが版画だと思っていましたので、少し驚きました。

お二人に版画のおもしろさをお尋ねすると、

「版画は彫っているうちに自分の意思とは違うものが出てくるので、そこがおもしろい」と共通のご意見でした。
                                                                  つづく                                           
[PR]
by utuwa-seisyo | 2008-06-13 09:25 | 縁(えにし) | Comments(0)

ろくろ編好評につき、今回はタタラ編 (その2)

前回(6/8)のつづきです。

生乾きになったら、足付けをします。

d0138203_8172882.jpg
石膏型の上で軽く叩いてから裏に返し、なめし皮で縁を整える。

d0138203_8192015.jpg
d0138203_8194246.jpg
三角形の枠で足付けの位置を決め、木ベラで印をして櫛目を入れる。
足型に粘土を詰め、のたを付けて足付けをする。

d0138203_8232053.jpg
足を付けた後少しひねりを加え、筆できれいにして完成。
[PR]
by utuwa-seisyo | 2008-06-11 08:30 | ひとつの作品が出来るまで | Comments(0)

 ろくろ編好評につき、今回はタタラ編(その1)

d0138203_8561271.jpg
<灰釉切立三つ足4寸鉢の制作過程>
d0138203_8592054.jpg
粘土を叩きながら広げていき、タタラ板を両サイドに置いて、ピアノ線で切っていく。

d0138203_924297.jpg
板状になった粘土を手ろくろの板の上に乗せ、外枠の型に沿って切り抜く。

d0138203_945871.jpg
縁を軽く叩いて締め、内枠の型を当てて切立になる部分を切り抜いていく。

d0138203_975590.jpg
切り抜いた部分を別の板の上へ置く。

d0138203_914159.jpg
底にカーブをつけるため、石膏型の上で粘土を軽く叩き、縁にのた(泥状の粘土)をつける。

d0138203_9171991.jpg
切り抜いておいた切立の部分を回しながらのせていく。

d0138203_9191025.jpg
d0138203_9192978.jpg
つなぎ目にもしっかりのたを付ける。

d0138203_9214360.jpg
側面をきれいにして、少しづつつまむようにして粘土を締めていく。

d0138203_9231893.jpg
サイドのつなぎ目も木ベラでしっかりおさえ、濡らした筆を使ってきれいにする。

足付けは次回です。
[PR]
by utuwa-seisyo | 2008-06-08 09:27 | ひとつの作品が出来るまで | Comments(0)