ぎゃらりぃ 日月

還元が。。。

電気窯の蓋を新調してはじめての窯出し。
ワクワク、ドキドキ、ドキドキ、○○○○

一段目、お~~~今までよりいいんじゃないのー!
二段目、??? え~~~、還元かかってないや~ん!

確かに一抹の不安はありましたが、まさか還元がかからなくなるとは夢にも思いませんでした。
すでに納期が過ぎた器、さしせまっている器もつくり直す???
焼直しがきいたとしても、いつまともな窯焚きが出来るか見当もつきません。
ちなみにあの銀化が ↓ のようになってしまいました。

d0138203_2051244.jpg

本来黒・銀でなければならないのですが、3分の2茶色になっています。
全面茶色や底だけ茶色もありました。
普段の窯焚きでも還元がうまくかからない四隅などはこういう焼きになります。
ですがそれは数枚程度。
今回の窯焚きでは、最上段を除いてほぼ全滅です。

どうします、どうしましょう~。

以前の窯の蓋はあちこち隙間だらけでした。
ということは、おNewの蓋のどこかに隙間を作るしかないということでしょうか。
いえいえ、それは最終手段。

うちの電気窯は森田さんがつくりつけてくれた窯。
その本人に聞くのがベストなのでとにかく電話してみました。

元々この窯には炎の吹き出し口(色見穴)が4ヶ所あります。
でも作者は1ヶ所だけを使用して、あとの3ヶ所は密閉したまま焚いていました。
そこで4ヶ所全部を開けてみてはどうかと教えてもらい、早速その方法で焼成してみました。

でも、還元をかけたのにその穴から炎は微かにしか出てきません。
以前は10cmほど出ていたのに・・・

たぶんあと数回試し焚きをしなくてはならないでしょう。
今、ダメなときのことを考えて色々と対策を考えています。

作品をお待ちの皆様には本当に申し訳ないのですが、
こういう事態なものですから、いつ納品ならびに発送出来るのか全くわかりません。
随時状況をご報告いたしますので、どうかお許し下さいませ。


                                                         「正祥窯うつわ展」・・・07未公開の器掲載中!
[PR]
by utuwa-seisyo | 2009-11-13 20:37 | ひとつの作品が出来るまで | Comments(4)
Commented by massan-yoshi at 2009-11-14 00:22
ぎょえー、怖い話ですねー。
僕も今まさに新しい窯を設置している最中なので人事ではありません。少数ですが急いで焚かなくちゃいけない物もあるし。

物を作るだけでも色々気を使うのに、本焼きで失敗すると
疲れがどっと出る。陶芸って儲かりませんなー。

Commented by spank at 2009-11-14 07:58 x
僕も電気で還元をかけながら、炎の上がり具合に、祈るような思いです。

しかし厳しいですね。

電気だと調整できる内容もしれてるし。

やはり雰囲気を掴むまでにはしばらくかかるかも知れませんね。
Commented by utuwa-seisyo at 2009-11-14 15:47
中川さん、書き込み有難うございます。
怖い話でしょ!ホント泣くに泣けません。
脅すつもりはさらさらありませんが、中川さんも新しい窯ちょっと覚悟しておいた方がいいかもしれませんよ~。

正祥も肉体疲労に加え、心労が重なってきています。
儲けを考えたらこの仕事はやっていけませんね。
好きだからこそ続けていられるのだと思います。
って言うか、今更他のことも出来へんしねー^^;
Commented by utuwa-seisyo at 2009-11-14 15:50
堂本さん、
そうなんですよ、やれることは微々たるもんです。
最終的には蓋に隙間を作るしかないと思いますが、
もしそれでもダメだったらもう笑うしかないですね^^;
試練が続きます。